Buffer Editor はコード編集やSSH端末処理が出来るiPhone, iPadのアプリである。当記事はiPad AirでLinuxに公開鍵認証でSSH接続し、ターミナル利用するまでの特記事項を残した。
アプリのインストール
iPad であれば ↑ のリンク先でダウンロードして支払いをすれば良い感じに使える。2025年1月吉日時点で1500円。開発の幅が広がると考えればリーズナブルな印象だ。
公開鍵認証方式キーペアについて
キーペアの生成・設定については留意事項がある
1.暗号化方式
RSA, DSS, ECDSA_256, ECDSA_384, ECDSA_521, ED25519 の方式をサポートしている。
⇒それ以外はサポートしていない
2.秘密鍵ファイル形式
opensshのファイル形式で保存すること。
つまり、秘密鍵ファイルの頭が『—–BEGIN OPENSSH PRIVATE KEY—–』で始まる形式ならば合っている。
⇒Puttyの.ppk形式やssh.comの形式は使えない
3.ファイルの配置場所
Buffer Editor起動時、サイドメニューにある『Local files』より下層にフォルダ・ファイルを配置し、フォルダを指定すること。
例えば、以下の通り private.key を配置したとする。
Local files/keys/MyServer/private.key
この場合接続先情報を設定する『Keys path』には『/keys/MyServer』の値を設定すれば良い。なお、MyServerフォルダの中には private.key 以外にファイルを置かないよう留意すること。
ターミナル利用
サーバーに接続してから上図の①~②を辿りターミナルを表示する。
その後③の接続先を確認し、④の箇所でコマンド入力をすれば端末利用出来る。